ここまでみてくださった皆様の中で薄々お気づきの方もいらっしゃいますが、当ブログは土曜日と日曜日はほとんど更新していません。
というのも私は平日のほうが頑張ることができ、休日はほぼ停止するタイプなので、何かをしようにもえらく大きな力がいるのです。
とはいえ、ブログの記事も何かしら上げたいと思っていたので1週間に1日だけ雑談回、という形で日々の思ったこと、あるいは本や映画に関わらないお話を書かせていただきたいと思います。
今回は私の特徴の一つ、異常劣等感の話です。
今、私はまだまだ社会人になり立て……とはいえ、まあ高校生から挫折の連続で大学生になってもろくなことにならず、就活も失敗続きであり(ちなみに面接官に言われて一番傷ついた言葉は「あまり挫折してないじゃない」です)結局、最終的にあまり興味のない、もっと言えば向いてないジャンルの仕事についています。
就職できただけありがたいと思うべきなのかもしれませんが、全くの苦手分野であり、障害もあって能力さは他の同期と比べ遥かに大きくはっきり言って同じ勝負をするのならば、目隠し状態でマウントをとられ延々で殴られるような感じです。(※あくまで私の能力的なイメージであり職場環境は悪くはありません)
別に真面目にやらなかったわけではありません。自分でも研修中に予習と復習は可能な限りきっちりやりましたし、上司の話も可能な限りメモをとりましたが、まあ、後ろでベラベラ喋っている方や、普段黙っている癖に人が意見を出したときだけ嬉しそうに批判する方々よりは真面目にやったつもりですが、悲しいことに生まれついてのスペックからか、結局実際業務が始まってみるとそういった方のほうが何倍も要領よくやるものです。
まあ、いろいろな本を読む限り数年後はわからないとか、あるいははっきり努力している方が勝つみたいに書く方もいらっしゃいますが、多分それは好きなジャンルで頑張っているかあるいは単純に障害者じゃない方のお話だと思われます。
というわけで、今は高校生ぐらいなら普通にできるような仕事をこなしながら、実家に軽く依存しつつ生きている形です。
さて、本題ですがもともと私は劣等感が強かったです。
末っ子ということもあり、障害者ということがわからず、近くにいた超天才と比べられるわ、年の離れた兄弟にマウントをとられるわ、結局、人の話が聞けないから成績はどんどん落ちていくわで。
結果今にいたるまで劣等感というジャンルに関してはかなりの英才教育を受けて育ってきました。(お察しの通りこれがこのブログの源でもあります)
道端で野良犬を見るたびに。
「ああ、私があの犬だったら今頃適当な野生動物に食い殺されているのかなー」
などと考え、
ホームレスの方を見るたびに
「ああ、私があのホームレスの方だったらとっくに死んでるだろうなー」
みたいに考えてしまい、
仕事で極まれに褒められたとしても
「どうせ他のことができないからできているだけだし、結局コミュニケーション能力が弱いから将来的に何の意味もなくなるし」
とかあるいは、
「障害者にしては良く出来てるってだけでしょ。障害者じゃなかったらどうせ当たり前のことだし」
などと、考えてしまうほどの劣等感思考です。
劣等感なら誰にも負けないという一周回った優越感を持っています。(矛盾ですね)
ただ実際のところ、劣等感が役に立つ機会はそれなりにあります。
まず、失敗すると、かなりの長い間それを覚えているので、自己対策が取れるなら同じ失敗はしにくくなります。(その代わり失敗しなくなっても失敗のことを忘れることができずにいますし、よほどの嫌なことの場合逆にそれが頭を占めて他のことが考えられなくなりますが)
それから、基本的に人の悪口、特に能力に関することの悪口があまり言えない部分は世間的に評価されやすいとは周りの人からは言われています。(”言わない”のではなく、”言えない”のがそんなに偉いことなのかとは思いますが)
ただ反面当ブログであまり作品に対する批評とか言えないのは私のその性質があるからであり、利便性において少々、欠陥が生じる原因でもあると思われるので今後そのあたりは考えていきたい部分でもあります。(特にオススメできるページをまとめるなど発案中です)
とまあ長所を述べていても余計な()が結局ついてしまい、延々と自分が嫌になるという負のサイクルを繰り返しているわけです。
実際ブログを始めるにしても、正直な話、「いや、本や映画の紹介なんて他のブログがいくらでもやっているのに今更やってもしょうがないでしょう」みたいなことを延々と考えています。
(広い範囲だったら絶対に勝てないというブログやyoutuberの方はすでに10を超えています)
まあ、それでもそんな劣等感まみれの私が何かを書いて、誰かの力になれるのならと思い、書き続けてはいます。
正直今も自分の欲しい結果がどれほど得られるかはわかりません。
というより9割9分ぐらいの確率で普通に途中でポシャるイメージばかり浮かんでいます。
しかし、ネガティブ行動派としてやはりネガティブを力にするという方針のもと、この劣等感を完全なエンジンにしたいなーと思いつつ、やはり劣等感を消す方法はないかと少し考えてしまうところもあります(正直他のネガティブさはいくらでもあるので一つぐらいoffにしたいです)
えーと何が言いたいか錯乱してきましたが、結論づけます。
劣等感がとてつもなく強くてネガティブまみれの生命体がどうやって生きていって何を書いていくか、そんな観察気分でも構いませんので、今後も当ブログをよろしくおねがいします。
あ、でも非難中傷はほどほどに、というかできればやめてください。劣等感が鐘の音のように耳元で響きますので。
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