本格登場!読書流派! 読書術上級編!

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ソコンのバッテリーが壊れてしばらく投稿できませんでした(泣

さて、いよいよ本番です。ここで紹介するやり方は前回までの知っている人は知っている方法とは違い、かなりマイナーかつ特殊なやり方が多いです。

効果は人によってあったりなかったりしますが、誰でもやろうとすればすぐできるということを前提の上でやっているのでお気軽にお試しください。

速読多段流

とにかく早く読み、全体を読み込むのを繰り返す読書術です。いわゆる速読術の一種でもあり、復習型の応用系とも言えるでしょう。

大体1行を1秒~2秒ぐらいで読み、一定以上読んだあとに頭の中に何が残ったのかを簡単にメモします(難しい人はとりあえず読んだ分だけでも構いません)そして次に読む前にもう一度メモをざっくり確認し、メモの箇所を少しだけ意識しつつ別の部分も読み込んでいき、新たにメモを取っていきます。人によって異なりますが最低3回、多い人の場合は5回以上も繰り返します。

とにかく時間短縮できるので、空いた時間にやるのも適切。ただし、復習型とは違ってスピード行う作業なのでメモはちゃんと取ることをお勧めします。

メリットは本の内容を繰り返すことで定着しやすくなり、また、練習すれば練習するほどうまくなりやすいと言われています。また、高速で読む訓練を積んでいると高速で聞く訓練にもなるといわれており、他言語の勉強の時にも役立つという結果もあるみたいです。

デメリットはコツをつかむまでがやや難しく、また、記憶力に自信がないと思ってしまうとどうしてもハードルが高くなってしまうみたいです。コツは一言で言えば「とにかく気にしない」、頭の中に残っているものがほとんどなくても、気が付いたらじっくり読んでもしまってもとにかく気にせずいいのでジョギングで走るように読むことが大切です。

お勧めの使い方

スキマ時間を活用しつつしっかり読書をしたい人にお勧めです。復習型の側面もありメモを記録しながら取れるので、後で思い出せるか不安な方も大丈夫です。集中力と記憶力を鍛えられる読書術なので、自己能力を高めたい人にもおすすめです。

比較理解流

基本的に文章だけではなく、何かを人に説明するときは対象となるもの、大体は反論要素などですが、そういったものと並行して説明するものも多いです。この流派では、対比を特に強く考えながら、どちらが著者の主張で、どちらが著者と反するものの主張なのかを意識しつつ読み込みます。学校の国語の時間で言われた方もいるのではないでしょうか?

汚していい本なら、マーカーで賛否を分類し、じっくり整理していきます。(主張なら、反論ならなどこういった形です)汚してはいけない本なら開いたノートの左右に分けて書くというやり方がお勧めです。

メリットは読み返すときに非常にわかりやすくなります。間違えたらどうするのか、という意見もありますが、むしろ間違いにすぐ気づきやすくなる、と言えるでしょう。あとから読み返して途中で方向修正を繰り返すことで、本を自分流にカスタマイズする楽しみもあります。

デメリットは場合によっては非常に難しい場合があるということです。というのも、反論意見を最初に少しだけ言ってあとは自分の主張を延々と語る本も少なくありません。また、この癖がついてしまうと、借りている本など汚してはいけない本にマーカーを引いてしまい絶叫する可能性が……。

お勧めの使い方

本を買っても売ることはない、本を消耗品と考えている方にはお勧めできるやり方です。また、予習型でも復習型でも応用が効きやすいので他のやり方を試した後にこの流派をプラスというのも面白いです。ちなみに今まで紹介した本で一番わかりやすいのはMINDSETですね。もし買った方でこの流派に興味がある方は試してみてください。(借りた方はマーカーしては駄目ですよ?)

写真記録流

メモも取りたくない!時間がとにかくない!っという方にはお勧めです。本当に気になった部分、あるいは覚えておきたい部分だけをスマホの写真で取り、専用のフォルダにまとめます。上の比較検討流と組み合わせて1ページで本の趣旨が理解できたらそのページは人生の宝となるでしょう。復習法に文明の利器をぶつけた形ですね。

その本の重要な部分、すなわち本の核を見つける練習として遊び感覚でやるのもおすすめです。

最近は大学の授業なども写真でとってノート代わりにする方も増えているみたいで、読書に応用した形ですね。

メリットは整理が簡単で、アプリを活用して共有すれば媒体を問わずいつでも見れるという点ですね。気になったときに何か家でもどこでも見やすいので復習なども簡単にできます。勉強で覚えておきたい部分や小説の心に残った部分をいつでも取り出して感情や記憶をコントロールできるということに一番特化したやり方です。

デメリットは絞り切るのが大変ということでしょうか。時間がないときにおすすめと言いましたが、本当に心に残ったものだけを取るようにしないと1冊だけでもかなりの量を写真で取ることになってしまい結局何が大切かわからなくなってしまいます。そのためには撮った写真をある程度選別する作業が必要であり、慣れないうちは普通に読むより時間がかかってしまうかもしれません。いらないものはキッパリ切り捨てる覚悟が必要です。

お勧めの使い方

こちらは上記とは逆に汚したくない本に活用すると良いでしょう。読書も立派な思い出ですのでアルバム感覚で読み返すと知識の習得も復習もしながら懐かしさにひたることができます。

あ、それから言うまでもないですが、お店の買ってない本でやっちゃだめですよ。

いくらネガティブを認めると言っても犯罪はいけません!

集中理解流

ある種、究極の予習型でもあります。自分が知りたい部分がどこにあるか様々な情報(この場合はレビューなども可)を使って調べ上げ、その部分、及びその周辺だけを読むという究極的に時間節約かつ自分の求める情報のみに特化した流派です。図書館や知人、学校などで借りた本をフル活用してやりましょう。(ただしお店で立ち読みして本の内容をすぐにメモをとったりすると犯罪になる恐れがあります。)

図書館などで一つの言葉を複数の本の該当箇所だけ集中突破で調べて自分流にまとめられれば、オリジナリティのある考えが生まれやすくなったり重要部分が理解しやすくなります。また、上記の比較検討型を様々な本で試してみるのも面白いです。一見、対立した意見としてみせかけて、実はつながっている部分があったり、本の中で対立しているものが全く違ったりと普通の読書とは一味違う楽しみ方ができます。

ちなみに小説などではできないかというとそんなこともなく、事前にあらすじなどだけ調べ、山場や感動部分だけを探して読む、ということができます。味気ないとかルール違反ということも多そうですが、本というのは一番おいしいところを探して読むことも大切です。

メリットはもう大体言っちゃいました(笑)まとめると、ひと味違う読み方や時間節約、いろいろな考えから物事を考えたいときはおすすめです。また、1冊だけだとしても事前情報などによっては筆者の考えとは違う答えを思いつきやすい方法でもありますね。

デメリットですが、メリットにも通じる部分であり、筆者の考えとは違うということは間違いであるという可能性もあるわけです。前提条件が違ってしまったり、意図してか意図せずか、筆者のアンチのような意見もあり、そもそも読書欲が削がれてしまう可能性もあります。時間節約に使うと言っても事前調査にはある程度時間をかけることが大切です。

あとくれぐれも立ち読みでやりすぎないようにしてください。というかほどほどに本を買わないと書店の店員さんに怒られ……。

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また出しちゃいました

泣いちゃいますよ?

いかがでしょうか?

なかなか癖のある読み方が多いですが、意外とやってみるとハマる読み方も多いです。

私もたまに新鮮な気持ちで読みたいときはこれらの方法を試したりしてますし、新しい読み方(もちろん一般の人でもできるやり方)を試してみたりしています。

もちろん王道っぽく、1から10まで全部読むのもいいものですが、気分を変えたいときはぜひどうぞ!

今後もこれらの読書術を活用できるようなネガティブをコントロールできる本を探してきますのでよろしくお願いします!

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