こんな悩みを抱えていませんか?
- ブログの戦略を決めたい……
- 本業でも副業でも役立つ本が読みたい……
- 良いものを書いてれば儲けられると思うけど違うの……?
そんな方は是非おすすめ!
大切なのはマーケティングの4つの基本、そして読者(お客様)目線で考えること!!
最初に
皆さん、こんにちは。
私がブログのために読んでいる本を紹介するコーナー第五弾です。
今回の多くのブロガーさんたちのオススメにあった本、その名も……
『ドリルを売るには穴を売れ』(著:佐藤 義典)
です。
「なんのこっちゃ……?」と思った方は必見です!お客様……ブログの場合は読者が本当に求めているもの、そしてあなたが本当に提供しているものがわかります!
どんな本?
マーケティングの基本である4つの要素、ベネフィット、セグメンテーション、差別化、4Pについてストーリーや具体例を挙げながらわかりやすく教えてくれる本です。
私もそうですが、初心者でも上記以外には、あまり専門用語は使わないので非常に読みやすいです。
最初に各用語の説明、具体例などで学んでいき、次に廃業寸前のレストランを立て直すオリジナルストーリーで復習感覚で読みつつ、実践例を見ることが出来ます。
この流れで、私達は主人公と同じように、マーケティング、すなわち物を売る仕組みについて全く無知であること、そしていかにマーケティングが身近なものであるかということを思い知ることになります。
さらには説明を読んだ後にわかったつもりでいても、まこのストーリーを見ているとわかったつもりになっていた!とさえ反省してしまうほどのマーケティングの奥深さもまた、痛感させられました。
読めば、マーケティングの基本技術を学べ、ブログに関しても、より明確な目標と戦術を立てやすくなり、
そして、何より大切な
「読み手」としての考え
を思い出すことができるでしょう。タイトルの○○の答えは読者目線です。
おすすめポイント!
わかりやすく、マーケティングの基本、そしてブログへの活かし方がわかります。
上記の4つの言葉、ベネフィット、セグメンテーション、差別化、4Pについても説明されれば、簡単なことですが、考え始めれば非常に奥が深く、
知れば世界が変わります。
身の回りのことが全て「買うとどんないいことがあるのか?」「誰に向けているのか?」「なぜこの商品がいいのか?」「売り側はどれくらい得をするのか?」という考えが浮かんでいき、本業、あるいはブログなどの副業へ「自分だったらどう活かすか?」というヒントがもらえるようになります。
本の中でも、マーケティングは日常と書かれていますが、まさにそのとおりでした。
ブログで置き換えると……
「読むとどんないいことがあるのか?」「誰に向けているのか?」「なぜこのブログが良いのか?」「書き手はどうやって対価をもらうのかか?」
ということを考えていくことが大切ということですね。ただ、単純に書きましたが、実際はもっと奥が深く、価値の不等号、そもそも読まない理由、ライバルは単純な競争相手だけではないといった理屈もあり、この理論を知るだけでは不十分です。
なのでぜひ、本書を手にとって簡単なようで奥深いマーケティングの世界に踏み入れていってください。
少なくとも、最後まで読めば、「とにかく読めばためになる」「誰にでも読まれたい」「他のブログと同じことをやりたい」「とりあえず書いて役立ったら良い」という目標では駄目なことがわかります。
本当に役立てたい人のために自分が何ができるかを考えることができるようになるでしょう。
本業、副業ともに自分の役目を再認識することができます。
ブログ活用本として紹介していますが、本業やその他の副業をしている人に置いても大いに役立ちます。
「でも、営業や企画の仕事をする人のための本なんでしょ……事務と経理には関係ないじゃん」
何を仰るウサギさん(死語)
まず、章の最初で説明するベネフィットは顧客に提供する価値という意味なのですが、これは売上に関することなら全て関係します(そもそもマーケティングが全社員の仕事という意味もあります)
一見関係なさそうな、事務や経理といった仕事も、「営業職を助けて、顧客への対応がおざなりにならないようにする」「請求書をきちんと発行して顧客への手間を減らす」すなわち「マイナスを減らす」という価値があり、これもベネフィットといえます。
もしあなたが本業で自信がないときも読んでみてください。
あなたの役割がお客様や会社の人たちにどういった価値を与えているか(ベネフィット)誰に対して特に喜ばれるのか(セグメンテーション)そして自分ならではのこと(差別化)、そしてどのような形で届いているのか(4P)がわかれば自分の役割に自信が持てるようになります。
さらに、4Pも考えていけば、つまらない仕事の改良点だって見つけやすくなるでしょう。。
つまり、マーケティングが関係ない仕事なんてありません。活かそうと思えばすべての仕事に活かせる方法が書いてあります。
ブログで言うのならば、誤字を減らす、論理が飛躍してないかちゃんと考えるといった一見地味な作業もちゃんと読み手の手間を減らすという価値があったというわけです。
記事を書いていて、何のためにやっているのかわからなくなったらこの本を読み返してください。
あらためて4つの方針を見返すということ、そして具体的なやり方やストーリーを読むことで、方針や戦略が定まりやすくなるだけではなく、モチベーションの低下も防ぐことが出来ます。
もしかしたら、あなたが自分の仕事の中で、大したことがないと思っていたことこそが、一番重要だったという可能性もありますよ?
忘れていたブログにおける書き手と読み手の関係を思い出せます。
皆様がブログを始めたきっかけは色々あると思います。「すごいブロガーを見た」「副業で自分にあっていると思った」「とにかくお金を稼ぐものが本業以外にもほしかった」などなど様々ですね。
でもブログを始める前に、ブログを見たことがない、という方はほぼいないと思われます。つまり、最初は誰でも読者だったはずです。
私もブログを続けて一年、様々なことを書き続け、うまくいかないと憤ったり、あるいはうまくいったことがあると単純に喜んだりしていました。
「なんで読んでくれないんでしょうか?」
そしてなんでこの記事が読まれないのか、なんで注目されないのか?と悩んでいました。
この本を読んだ後、わかりました。
私が逆の立場だったらこう言いますね。
「なんで読まなきゃいけないのか?」
初期の頃はまだコンセプトもぶれており、ネガティブの活用仕方もいまいち具体的なものは考えられず、誰に向けてというのも曖昧で、広告を貼っていなかったから対価の受け取り方もわからないと散々でした。
そして、私がそんなブログを見た場合は、上記の通りの事を考え、「もっとこうしてほしい」「こうだったらいいのに」みたいなことを考えていました。
わずか1年だったとしても、私は書き手になることに集中しすぎていて、読み手の視点となることを忘れていました。他のブログを参考にするときも技術や、読みやすさ、リンクの貼り方などばかりを見て、「書き手としての勉強」ばかりをして「読み手としての望み」を忘れていたのです。
もし、ここまでの文章を読んで、ブログを書いている皆様がいつの間にかに、「書き手として考え」しか持てなくなり、「読み手としての意識」方はぜひ読んでみてください。
ベネフィットの部分だけでも読めば、思い出せると思います。
終わりに
上記にも書きましたが、とんだ思い違いをしていました。ついつい自分がブロガーだからと、他の方のブログを見るときも、書き手視点に則っていたのです。
本当に大事なのは読み手視点となってどのように思い、どのように生かしていくか、ということだったのでした。
これからも他の方のブログを見に行って勉強させてもらいますが、そのときは「書き手」としての視点よりさらに「読み手」として、「私は何を得られたのか」「私はどうしてターゲットになったのか」という読み手の視点を重要視していこうと思います。
そして、本業の方でも(私は事務職なのですが)私が誰に「何を与えられているのか」「特に何を与えられているのか」を意識して考えていこうと思います。
皆様もぜひ、この本を読んで、考えを広めていってください。
本業でも副業でもブログでも、そして、純粋なあなたの成長のために役立つ本だと確信しています。
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